「和牛」解散 もしもM-1王者になっていたら状況はまったく違った…民放Pが語る“納得の理由”
12月12日、お笑いコンビの和牛が、来年3月末をもって解散すると発表した。和牛はボケの水田信二(43)とツッコミの川西賢志郎(39)が2006年に結成。高い演技力と緻密な構成力を武器とする若手実力派の漫才師と見る向きは少なくなかった。突然の解散発表に芸能界に衝撃が走った……という報道が多いが、さて――。
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和牛が所属する吉本興業の公式ホームページには、解散のお知らせと共に2人のコメントが発表された。解散の理由はいずれも「水田の遅刻癖」と「芸人としての方向性の違い」を挙げている。
和牛の解散について冷静なコメントが多かったのは、17日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ)だった。レギュラーコメンテーターを務めるロンドンブーツ1号2号の田村淳(50)は、番組内でこう語った。
淳:ここに至るまでの経緯というのは、2人にしか分からない、文章で出されたこと以外の何かがあるんだろうなと見ていた。(水田の)遅刻はあくまでもキッカケであって、そこに至るまでに、2人の中でボタンの掛け違いなのか、気持ちのすれ違いなのかというのがたくさんあるのでは。
――MCの東野幸治(56)がゲストコメンテーターとして出演した三四郎の小宮浩信(40)に「解散を考えたことはないか?」と尋ねると、
小宮:ないですね。(三四郎でコンビを組む相田周二[40]とは)中学からの仲っていうのがあるんで。中学からの仲で解散ってなると怖いですよね。
同じ芸人だけに、単に残念がるだけではなかった。民放プロデューサーは言う。
「長年、漫才師を見てきた我々からしても同感です。漫才師の解散は珍しいことではありませんからね。三四郎の小宮が言った通り、ダウンタウンのような小学校からの幼なじみや、中川家や海原やすよ・ともこのような兄弟・姉妹の血縁関係でもない限り、切っても切れない仲ではありません」
唯一の仕事仲間なのだから、気が合わなければ辛いだろう。
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