「反社に利益供与」疑惑で東証プライム上場企業「三栄建築設計」を奪われた社長の悲憤

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当事者はS社員

 指定暴力団系組織の組長に対する捜査の過程で、不動産販売会社「三栄建築設計」創業者の小池信三元社長(55)が組長に利益供与した疑いが浮上した。その疑惑によって小池元社長は辞任へと追い込まれ、売上高1390億円を誇る東証プライム上場企業を手放さざるを得なくなった。

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 当の小池元社長が、前回(「週刊新潮」2023年12月7日号「MONEY」欄)からの告白を続ける。

「今年6月に都の公安委員会から暴排条例に基づく勧告を受けたため、三栄建築設計は第三者委員会を設置しました。...

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