レアな三世代型ホームドラマ…「コタツがない家」が高く評価される重要な意味
日本テレビ「コタツがない家」(水曜午後10時)が最終回を迎える。近年は激減した3世代型のホームドラマ(シニア、ミドル、ティーン)だったが、評判が高かった。理由を考察する。【高堀冬彦/放送コラムニスト、ジャーナリスト】
このドラマで描かれているのは、どこにでも転がっていそうな話である。
主人公のウェディングプランニング会社代表の深堀万里江(小池栄子・43)と漫画家の夫・悠作(吉岡秀隆・53)の「離婚問題」、2人の1人息子で高校3年の順基(作間龍斗・21)の「進路問題」、万里江の実父・山神達男(小林薫・72)との「同居問題」などである。...