菅直人元首相「51歳の長男」が“地元”の市議補選に出馬 “両親同伴”の街頭演説に「あれだけ“世襲”に反対してたのに……」の声

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世襲ではない

 午後1時過ぎ。30人ほどの聴衆を前に、源太郎氏よりも先にマイクを握ったのは菅直人氏だった。

「菅氏はのっけから、“これは世襲ではありません!”と絶叫。誰もが抱くであろう違和感に自ら言及し、半分本気、半分笑いを取りにいこうとした感じでしたが、聴衆の反応はイマイチでしたね。その後、源太郎氏が演説を始めたのですが、武蔵野市のことがいかに好きかということだけを熱心に喋っていました。伸子さんはそんな様子を周囲から見守っているだけで、マイクを握っての発言はありませんでした」

 厳密に言えば、自らの選挙区を継がせるわけではないにせよ、お膝元である武蔵野市の補選に御子息が出馬し、両親揃って応援に駆け付ける――。果たして、“世襲ではない”という菅直人氏の訴えは、どこまで有権者に届くだろうか。

デイリー新潮編集部

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