新庄劇場シーズン3はマジでヤバい…強力補強、栗山英樹氏が加わるトロイカ体制のウラ事情

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強固な投手陣

 来シーズンの新庄ファイターズは、ひと味違うゾ!

 ポスティングシステムでのメジャーリーグ移籍を狙う北海道日本ハムファイターズの上沢直之(29)が自身のインスタグラムを更新し、元同僚のロビー・アーリン投手(33=現ドジャースマイナー)と再会したことを伝えていた。

「上沢はメジャー球団との交渉に臨むため、現地入りしています。アーリンとはロサンゼルスで再会しています」(チーム関係者)

 もっとも、メジャーリーグ球団との交渉に関する情報は更新されていなかった。メジャーのフリーエージェント市場は、専門誌やMLB公式サイトなどがまとめたランキングの上位選手から交渉がまとまっていく。「上沢は年越しとなる可能性も高い」という。

「上沢の評価は人によって大きく分かれます。制球力の高い投手は好まれるので高評価する向きもあれば、直球のスピード不足を指摘する声もあります。起用法は未定といった“評価”でも契約するかどうかは本人次第ですが、日本ハムに残留という可能性もあります」(スポーツ紙記者)

 その一方、新庄剛志監督(51)は来季投手陣の補強を着々と進めている。国内FA市場では、“最大の目玉投手”と称された山﨑福也(31)を獲得。ファン感謝デーで来季の開幕投手に指名した伊藤大海(26)、左腕・加藤貴之(31)が、先発ローテーションに当確。この3人で「40勝」の計算は立つはずだ。

 さらに、ドラフト1位で即戦力と称される東洋大・細野晴希(21)、新外国人のパトリック・マーフィー(28)に、オリックスから獲得した黒木優太(29)も加わる。クローザーの田中正義(29)も健在だ。新庄監督は3年目にして、初めて強固な投手陣を持ったわけだ。

「ようやく戦力が整ってきた印象です。これまで、アンダースローの鈴木健矢(26)も先発かリリーフか、起用法が定まりませんでした。投手層が厚くなり、鈴木もやり易くなると思います。来季2年目の矢澤宏太(23)、上原健太(29)らの発奮材料にもなりますし、達孝太(19)、畔柳亨丞(20)ら若手を一軍でテストできる余裕も出てきそう」(地元メディア関係者)

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