引退から18年…歌舞伎町「伝説のホスト」のいま 冷凍チャーハンの開発、1年前に会社設立、町中華フェスを開催する理由

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会社を設立

城咲:QVCというテレビショッピングのアドバイザーを16年間続けながら、父の中華料理店で大人気のチャーハンの味を残したいと思って冷凍チャーハンの開発をしたり、様々な企業のアドバイザーなども行っています。それと講演会ですね。エレベーターの会社や住宅販売、倉庫管理、エステ、メンズのファッションブランドなどで、従業員のモチベーションの上げ方や、なぜクリーンに仕事をしなければいけないか、なぜ夜の商売からセカンドステージに進めたのかといったことをお話しさせてもらっています。ホストクラブの相談にも乗っています。

――経営について?

城咲:僕の場合、昼・夜の商売と分けずに、一営業マンとしてのスキルを教えに行っています。いつまでも水商売の感覚では新たな商売にいけませんから。結局、小銭を稼いでも後には残らない。それでは次のステージに進むことができません。僕の後輩の中にも、一旗揚げてやろうと上京して、ホストを辞めた後、結局、田舎に引っ込んだ人は多いですからね。

――会社も立ち上げたという。

城咲:昨年11月に株式会社SAEROYI JAPAN(セロイ・ジャパン)という会社を立ち上げました。セロイという会社名は、韓国ドラマ「梨泰院クラス」の主人公パク・セロイから拝借しました。彼の信念は、世の中ファースト、社員ファーストなんですよ。

――具体的に何を商売にする会社なのだろう。

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