専属通訳・一平さんの年収はいくらに? 1015億円で買いそうなものは? 大谷翔平の大型契約について専門家が分析

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一平さんの給料は?

 たしかに大谷の渡米後、一心同体で行動を共にしているのが専属通訳の水原一平氏(38)だ。監督やチームメイトとの間に立ち、私生活でもサポートしてきた「一平さん」だけに、ドジャースへの移籍も既定路線だという。もともと水原氏はエンゼルスと通訳の契約を結び、現地での生活が不慣れな大谷とも個人契約を交わしているそうだが、今回の巨額契約で報酬は大幅アップとなるのか。

 前出の友成氏に聞くと、

「一般的に優秀な通訳の場合、松井秀喜の通訳だったロヘリオ・カーロン氏は、8万ドル(1150万円前後)プラス地方遠征手当などが支給されていました。またMLBの監督の年俸は意外と低くて、大多数は100万ドル前後、コーチも大物なら70万ドル前後はもらえますが、それ以外なら20~30万ドル程度ともっと低くなる。以上をベースに考えれば、水原氏とて15万ドル、2千万円強がせいぜいでは」

 さすがに球団が監督やコーチを超える報酬を出すことはないそうだが、大谷個人との契約なら互いの信頼が数字になって返り、億超えのアメリカンドリームも現実味を増す。一平さんの動向にも目が離せないストーブリーグとなりそうだ。

週刊新潮 2023年12月21日号掲載

特集「ドジャース『大谷翔平』 史上最高『1015億円』の使い道」より

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