専属通訳・一平さんの年収はいくらに? 1015億円で買いそうなものは? 大谷翔平の大型契約について専門家が分析
引退後5年で自己破産
ゆえに大谷は年俸の55%強を差し引かれることになるため、手取りは総額500億円に満たないと見込まれる。それでも天文学的な数字であることには変わりないが、気になるのは、米国内では折に触れて「稼いだMLB選手の8割が引退後5年で自己破産」と報じられていることである。
「現役時代の派手な暮らしが忘れられず散財したり、怪しげな投資話に手を出し大損したりする話は枚挙にいとまがありません。挙句に離婚で慰謝料をガッポリと取られるケースもありますね。球界のみならずアメリカンフットボールやバスケットボール、ボクシング界でも同様で、日本でなじみのあるスターでいえば、1試合10億円を稼ぐ男として知られた元ボクシング世界王者のマイク・タイソンが自己破産しています」(先の記者)
「一平さんに新車」
とはいえ、北海道日本ハムファイターズに入団以降、野球一筋を絵に描いたような選手だった大谷は、金銭に執着しないタイプとして知られている。その当時は母親が給料を管理して彼の小遣いは月10万円。これといった趣味を持たず、試合後やオフでもチームメイトと酒も飲まず練習に打ち込み、入団4年目にして貯金が5億円を超えたとの話があるほど。過去の大きな買い物といえば都内のタワマンくらいと聞けば、巨額報酬は何に使われるのか。
放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏は、
「実際フェラーリをバカスカ買ったり、カジノで大負けするアスリートの話は聞きますが、大谷ほどの大スターが破産の危機になったら周囲のスポンサーたちにも迷惑がかかるので、アメリカの四大スポーツでは選手向けにビジネスや投資のレクチャーを開き、引退後の生活もフォローできるようにしています。ストイックな大谷サンだから、大金を得てもペットの犬に『Wanちゅ~る』を1年分とか、両親や通訳の一平さんに新車を買ってあげるくらいしか使い道がないんじゃないのかな」
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