中日・立浪監督が破壊した落合コーチのメンタル 「ベンチでなくブルペンに逃げ込んでいた」

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 中田翔(34)の中日移籍が決まった。立浪和義監督(54)が熱望したというのだが、

「二人とも同じ匂いがするんですよね。“パワハラ”という嫌な匂いが」

 とスポーツ紙ドラ番記者が苦笑する。

 中田といえば、日本ハム在籍時、後輩を殴ったことで無期限謹慎処分を受けた過去がある。かわいがっていた弟分が懐かなくなり思わずゴツンと……という話だった。が、実は立浪監督も、暴力こそ振るっていないものの、似たような問題を起こしていたのである。

「“被害者”は落合英二コーチ(54)です」

 昨季は1軍ヘッド兼投手コーチ、つまりナンバー2の要職を務めた人物だ。

「二人は同い年で、立浪さんが監督になったら“一緒に頑張ろう”と誓った仲。義理堅い落合さんは、国内チームからの誘いを断り、韓国でコーチを務めたこともありました」

「監督あいさつの際、落合コーチは…」

 そんな落合氏を立浪氏が韓国に訪ねる番組まで作られた。監督に就任した立浪氏は、盟友の落合氏を重用。指導力に定評のある落合コーチもまた選手たちの信頼を得ていった。

 ところが、である。

「立浪監督は、炎上した投手を懲罰的に続投させたり、逆に中継ぎ投手を無駄に継投させたり、無茶苦茶な投手起用を連発。監督と選手の板挟みになった落合コーチはメンタルに支障をきたしてしまったのです」

 暗い表情でベンチにたたずむ落合コーチを映した動画は“大丈夫?”というメッセージと共にファンの間で拡散したりもした。

「シーズン終盤は、少しでも立浪監督から離れたかったのでしょうか、本来いるべきベンチでなくブルペンに逃げ込んでいました。最終戦での監督あいさつの際も、落合コーチは拳を握り締め終始うつむいていました」

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