ハリウッドの有名業界誌が「2023年の負け組」認定 ヘンリー王子とメーガン妃が来年こそ「捨て去るべきもの」

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「セレブなステイタスを金に換えるため」に米国へ

 今年もさまざまな話題を提供したヘンリー王子とメーガン妃。そろそろ年の瀬というのに、「メーガン妃のチアリーダー」による新たな暴露本の炎上など、現在も物議を醸す“案件”が複数存在している。そんななか、米国では2人に対する“評定”が下されたようだ。

 米国の有名業界誌「ザ・ハリウッドリポーター」電子版は7日、「2023年ハリウッドの勝ち組・負け組」というタイトルの記事を公開した。執筆者はジャーナリスト・脚本家のジェームズ・ヒバード氏。米エンタメ業界で長いキャリアを誇るヒバード氏は、今年の「負け組」として「ハリー&メーガン(ヘンリー王子とメーガン妃夫妻)」を挙げた。

 ヒバード氏の“寸評”は辛辣だ。「セレブなステイタスを金に換えるため」に米国へやって来たものの、ビジネスとしてやったことは「Netflixの愚痴っぽいドキュメンタリーと愚痴っぽい回想録、腑抜けたポッドキャスト」。おかしな方向に膨れ上がった2人のイメージにツッコミを入れたのは、風刺アニメ「サウスパーク」だったとあけすけに綴っている。

省エネな働きぶりで契約終了

「腑抜けたポッドキャスト」とは、音楽配信大手Spotifyで配信されたシリーズのことだ。巨額契約にもかかわらず、2年間でたった12本という省エネな働きぶりは今年6月の契約終了につながり、同社の幹部に「クソ詐欺師」と言わせてしまった。

 昨年12月にNetflixで配信が始まった「ハリー&メーガン」は、「愚痴っぽいドキュメンタリー」ながらヒットを記録した。一方で今年の2作目、ヘンリー王子が創設した傷痍軍人のスポーツ大会に関するドキュメンタリーは低調だ。番組中でヘンリー王子が語った内容に対し、元軍人たちが「事実とは異なる」と苦言を呈する一幕もあった。

 これらの騒動が起きる前の今年2月、ヘンリー王子夫妻にいち早くツッコミを入れたのが「サウスパーク」シーズン26の2話である。登場するのは、プライバシーの保護を叫びながらテレビに出演する「カナダのプリンスとプリンセス」。女優時代のメーガン妃が在住し、王室離脱直後にヘンリー王子と一時滞在した国といえばカナダだ。

 夫妻は10月に放送された米風刺アニメ「ファミリーガイ」にも“出演”した。「Netflixからの“誰も知らない何か”に対する数百万ドル」の小切手を雑に扱い、SNSでの金儲けに夢中という描写は、まさにヒバード氏が言う「セレブなステイタスを金に換えるため」に米国へ来た2人だった。

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