元NHK武内陶子アナ「『ぽかぽか』への出演が決まった時は緊張しました」 新事務所で社長を目指す?

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 今年9月にNHKを退職し、大手芸能事務所のサンミュージックに所属することになったアナウンサーの武内陶子が、事務所の最高顧問でもある森田健作のラジオ番組に出演。スタジオ収録が行われた。“第二章”がスタートしたと語る彼女に、その意気込みを聞いた。

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 森田がパーソナリティを務めるFM NACK5とニッポン放送の番組にゲストとして出演する武内だが、じつは森田と会うのは今回が初めてだった。

 武内が「ご挨拶したかったのですがタイミングが合わず……。まさか森田さんとの初対面が番組の中なんて夢にも思いませんでした」と語ると、森田は「事務所が(11月27日に)55周年を迎えた年に、武内さんのようなベテランを迎えることになって喜んでいたんです。大きな活力になります」とエールを送った。

 NHK出身のアナウンサーが、サンミュージックに所属するのは初めて。武内は9月30日付で早期退職制度を利用して退社したが、

「定年の一歩手前(58歳)で退職を決めた時は、もったいないと言われましたが、NHKでも若い世代が育ってきたので、あとは任せた」

 と、半ば勢いで決めたと話す。

「自分の道の続きを、もう少し自由に歩いたり、やりたかったことをやるなら定年が過ぎた時ではなく『今しかないな』って思った。私自身ではセカンドステージではなく、『武内陶子。第二章』の始まりといった思いです。『違う新しい幕が開く』といった方がいいかもしれませんが……」

“推し”はBTS

 武内といえば、退社後、11月17日放送の「ぽかぽか」(フジテレビ)に出演し話題を呼んだ。

「これまで民放の番組にも出たことなかったのに、いきなり『ぽかぽか』への出演が決まった時は、正直言って緊張しました。いつもでしたら、生放送でラジオ『ごごカフェ』(NHK=月曜から水曜日)をやっている時間で、裏番組だったので、さすがに気持ちの中でも戸惑いのようなものもありました」

「ぽかぽか」出演時には、韓国の人気グループ「BTS」のファンであることも明かし、意外な一面ものぞかせていた。

「19歳になる長女の中学時代は反抗期で、口もきいてくれず困っていたんです。そんな時、娘がタブレットで動画を見ていたので、思い切って『何を見ているの?』と話しかけたんです。すると、それがBTSの動画だったんです。最初は『誰?』といった感じだったのですが『娘と話がしたい』という思いの方が強くて……。で、一緒に動画を見ているうちに、いつの間にか私の方が夢中になってしまいましてね。それからはライブに行くためにファンクラブに入り、チケットを取って、娘と一緒に応援ウチワなんかも作って何回かライブに行きました」

 BTSのファンになってからライブを見に遠征もし、グッズを買うために6時間並んだこともあったと言う。そのBTSも今や世界的な人気になったが、

「歌って踊れて、とにかく可愛い。私はコロナ禍の前から応援していたので、一緒に頑張ったなっていう思いの方が強いですね。最近、ファンになった人よりも、ちょっと先輩気分というか…」。

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