「旅サラダ」連続欠席の神田正輝に何が起きている? 「“俺は山にこもるよ”と周囲に語っていた」

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「温かく復活を待っているはず」

 とはいえ一方では別の見方もあると、前出のテレビ局関係者は語る。

「朝の番組の制作サイドは出演者の見た目を非常に気にします。画面を通して元気で爽やかなイメージを伝えなくてはいけないからです。そう考えると『朝だ!生です旅サラダ』は、少し前からやせ細ってきた神田さんに対して、先日の報告通り“体のメンテナンス”をお願いしているだけなのかもしれません。“もうちょっとだけ太ってくださいね”と。深刻な病気ではないといいのですが」

 当番組のファンだという放送作家の山田美保子氏の見解もこうだ。

「たしかに神田さんはお年を召された外見になってきましたが、喋りはしっかりとしていました。中継で出てくる系列局の女性アナウンサーへの対応も優しくて、老害的なコメントもなかった。ついこの前までメインMCとして、上手に場を回していた印象しかありません」

 その上で、同番組の今後については、

「制作を在阪の朝日放送テレビが担っており、同社にとっては貴重な全国ネットの長寿番組。そう簡単に終わらせることはしないでしょうし、26年間にわたって出続けてきた神田さんに対しても、温かく復活を待っていると思います」

“俺は山にこもるよ”

 神田は一昨年1月の石原プロの解散に際して、複数の事務所からの誘いを断っていたという。

「神田さんは石原プロが解散して、もはや芸能界には未練がなくなったみたいです。あの頃から笑いながら“俺は山にこもるよ”なんて言っていましたから。余生は好きなことをして自由に過ごしたいのでしょう」(元石原プロ関係者)

 スキーの腕前がプロ級の神田は、他にもさまざまなアウトドア趣味を持つ。

「今は亡きボスの石原裕次郎さんと仕事の話をすることはまれで、アウトドア派同士、いつも遊びについてばかり熱く語り合っていましたね」(同)

 今頃、周囲の心配をよそに神田は念願の山ごもりを果たして、“体のメンテナンス”に勤しんでいるのかもしれない。

週刊新潮 2023年12月14日号掲載

ワイド特集「異“能”人たちとの冬」より

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