体調不良を訴えるアナウンサー続出…朝の帯番組は激務なのか ベテランアナが指摘する2つの問題
夏が過ぎた頃から局アナの体調不良が相次いでいる。9月には日本テレビ「ZIP!」の水卜麻美アナ(36)とフジテレビ「めざましテレビ」の井上清華アナ(28)、10月には同じくフジ「めざまし8」の小室瑛莉子アナ(24)、さらに10月にはTBS「THE TIME.」の安住紳一郎アナ(50)も番組を休んだ。
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体調を崩すアナウンサーが続いたためだろう。12月6日、深夜まで5時間にわたって生放送された「2023 FNS歌謡祭(第1夜)」では、司会を務めた井上アナを気遣う声がXに上がった。
《井上清華早く寝ろ》
《井上清華アナはこの時間までFNS歌謡祭出て、明日めざましテレビ出るの?フジの女子アナ体調管理大丈夫?》
そうした声の影響か、あるいは事前から決まっていたことなのか、翌朝5時25分からの「めざましテレビ」に彼女の姿はなく、その理由を三宅正治 アナが次のように説明した。
三宅:井上キャスターは昨日の「FNS歌謡祭」の生放送が深夜まで及んだだめ、今日はお休みさせていただきます。
体調を崩したアナウンサーの多くが、早朝の帯番組の担当者だ。なぜこんな事態になっているのだろう。ベテランアナウンサーの一人に聞いた。
「確かに朝5時台にスタートする番組なら、打ち合わせやメイクなどの時間を考えると、午前3時ごろにはテレビ局に入るはずです。ただ、毎日決まった時間ですから、寝る時間は逆算できます。自分で睡眠パターンを作ることができるので、慣れてしまえばそれほど大変でもありません。ですが、そもそも早朝の『めざましテレビ』を担当しているアナウンサーを、5時間の生放送の『FNS歌謡祭』に起用することのほうがおかしいんです」
なぜそうなってしまうのか。
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