“未亡人製造器”オスプレイに米軍が見切り…自衛隊からは「扱いづらい」と不評、それでも今後17機に増やす予定
飛行停止の意味
木原稔防衛相は11月30日、記者団に対し「安全を確認してから飛行するよう要請した」と説明。飛行停止を求めたと報じられたが、アメリカ国防省はこれを否定した。
「要請といっても日本とアメリカの力関係は歴然としています。『もしよろしければ、飛行を止めていただけませんか?』と低姿勢でお願いしたに過ぎません。そして、どんな事故が起きても、アメリカは基本的に日本の要請には耳を傾けません。実際、その後もオスプレイは日本の空を飛んでいました。ところがアメリカ空軍特殊作戦司令部は12月6日、『機体そのものの問題が事故につながった可能性を示している』と発表しました。この発表だけでも異例ですが、アメリカ軍は全世界に配備している全てのオスプレイの飛行を停止することも明らかにしたのです。こんなことは前代未聞で、オスプレイ欠陥機説の信憑性は増す一方だと言えます」(同・軍事ジャーナリスト)
2022年3月末時点で、自衛隊は合計13機のオスプレイを保有している。今後、4機を追加し、17機にすることは決まっている。