愛子さまは来春ご卒業 学習院大と学習院女子大の統合は「皇室ブランド」との決別 ヒエラルキーという難題も
学習院大学と学習院女子大学が2026(令和8)年にも統合する。女子大の淘汰は時代の流れだが、この統合は、皇室との縁が深い学習院にとっては、単なる合理化とは別の意味を持つ、と指摘するのは学習院女子部、学習院大学法学部出身の藤澤志穂子氏。『学習院女子と皇室』の著者で昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員の藤澤氏は、この件を「学習院が『皇室ブランド』との訣別を決めた証拠」とみるという。以下、藤澤氏の寄稿である。
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「皇族方も通われる学校」であることが、学習院の唯一無二のブランド力であった。...