安倍派座長の驚きの「公開自白」で特捜部はビックリしつつも捜査を一気に進めることに
13日以降に激動
東京地検特捜部が捜査を進める、自民党の清和政策研究会(安倍派)をめぐる裏金問題。すでに会計責任者らへの聴取は行われており、12月13日の臨時国会の会期末を待って、国会議員本人への聴取に乗り出す方針とされる。捜査したい現場と、慎重な上層部といった構図で、内部での綱引きが存在するのが特捜部の政界捜査の常なのだが、今回は超ド級の「公開自白」が一気に事態を進めたという。その経緯についてレポートする。
「実務的なことはともかくとして、今回の捜査指揮は、これまで特捜部長や東京地検の次席検事を歴任した森本宏最高検刑事部長がとっていると言ってよいでしょう。...