日曜劇場「下剋上球児」に高校野球ファンが不満を抱く理由
鈴木亮平が主演する日曜劇場「下剋上球児」(TBS)の視聴率が振るわない。物語が終盤に入った12月3日放送の第8話も、視聴率9・9%と二桁に乗せることができなかった(以下、視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)。
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「下剋上球児」の原案は、スポーツライター・菊地高弘氏が上梓した同名のノンフィクション。10年連続で県大会初戦敗退だった三重県立白山高校の野球部が、2018年夏の甲子園に初出場するまでの軌跡を描いた。実話を元にした野球ドラマということで、高校野球ファンからも期待されていたのだが……。...