コートにモードを持ち込んだテニスの女神「スザンヌ・ランラン」の功績とは(小林信也)
札幌が招致を断念した2030年冬季五輪を「ウクライナで開催すればいい」と提案するのは、五輪アナリストの春日良一だ。
「IOCが予算を投入し、スポーツ施設を整備する。IOCにはそれだけの経済的余裕がある。そうすればオリンピックは平和の祭典の意義を取り戻せる」
和平の進まない現状でその提案は空論と冷笑もされそうだが、スポーツを通して平和を希求する志には胸を打たれる。春日はその提言を直接トーマス・バッハIOC会長に送っている。
実は、それと似た状況で開催地が選ばれ、実施された大会がある。...