松野官房長官に1000万円超の裏金報道で大揺れの清和会 “ポストとカネ”を巡って起きていた不協和音「派内の雰囲気は悪くなるばかり」

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 まるで「リクルート事件」の再来かのように、政界を揺るがしている「派閥パーティー問題」。売り捌いたパーティー券の収入を政治資金収支報告書に記載せず、裏金化してきた中で、その額が突出しているのが清和会(安倍派)だ。12月8日の朝日新聞は1面で、松野博一官房長官に1000万円超のキックバックがあったと報じ、永田町に衝撃が走った。その清和会内部では“ポストとカネ”を巡って不協和音が渦巻いていて……。

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「派閥にいるメリットというのは“ポストとカネ”と言われますよね。...

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