佳子さまの別居問題で批判の矛先をそらす露骨な“地ならし”が 秋篠宮さまお誕生日会見の舞台裏

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西村長官に聞くと…

 宮内庁OBで皇室解説者の山下晋司氏が言う。

「秋篠宮殿下は、佳子内親王殿下が引き続き分室にお住まいになることの発表が遅れた理由として、6月の皇嗣職大夫の説明や9月の紀子妃殿下の文書回答と同じく『プライベートな情報』『セキュリティー上の問題』を挙げられました。ただ、両殿下が本邸にお住まいになることは公表していますので、整合性が取れていません。またセキュリティー上の問題といっても、一般のマンションではなく厳重に警備されている赤坂御用地内のことですから、この理由も理解できません」

 続けて、

「国費の支出を抑えるため等の理由で“本邸に佳子内親王殿下の部屋は造らない”ことを工事開始前に決めたのなら、宮内庁はその段階で公表すべきでした。そうしていれば国民の受け止め方も違っていたはずです」

 西村長官に問うと、

「何も話すことはないです」

 そう言い残し、車で去っていったのだった。

 後編では、小室圭さん・眞子さん夫妻の引っ越し騒動で話題となった小室佳代さんの“意外”な近況について報じる。

週刊新潮 2023年12月7日号掲載

特集「『秋篠宮家』の袋小路 お誕生日会見で『50億円宮邸改修』批判に『理解を得るのは難しい』」より

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