TBS「ジョンソン」が視聴率1・9%を記録 民放局員は「出演者は楽しいかもしれないが、これは酷い内容ですね」

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テレ東にも圧倒的な差で敗れた

 11月27日の裏番組には、今期は調子を崩しているもののフジの月9ドラマがあり、日本テレビはくりぃむしちゅー(上田晋也、有田哲平)、ネプチューン(名倉潤、原田泰造、堀内健)、チュートリアル(徳井義実、福田充徳)が顔を並べる「しゃべくり007」、テレビ朝日はさまぁ~ずの「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」の拡大版をぶつけてきている。NHKには「ニュースウオッチ9」という看板報道番組もある。

「各局が鎬を削っている時間帯で、『ジョンソン』のスタッフは番組を当てようという気があるのでしょうか。『人志松本の酒のツマミになる話』(フジ)や『プレバト!!』(TBS/毎日放送制作)、『ぐるぐるナインティナイン』(日テレ)、『世界の果てまでイッテQ!』(日テレ)、『THE突破ファイル』(日テレ)などを見てもわかりますが、芸人が出演する人気番組は、ダウンタウンやナインティナイン(岡村隆史、矢部浩之)、内村光良(ウッチャンナンチャン)といった“重鎮”がいて、若手が彼らに立ち向かって頑張るといった図式です。面白くしようとか、頑張ろうという必死さが、視聴者の心を動かすのです」

 さらに驚くべきは、テレビ東京の視聴率だ。

「『ジョンソン』が1・9%だったウラで、テレ東の『世界!ニッポン行きたい人応援団』は7・6%と約4倍の数字を記録していました」

 フィギュアスケートの織田信成、高橋茂雄(サバンナ)、眞鍋かをりがレギュラーの「ニッポン行きたい人応援団」は、「YOUは何しに日本へ?」を深掘りしたような番組だ。かんぴょうが大好きなブルガリア人、島唄を歌えるようになりたいポーランド人など、一体どこでそれを知ったのかと思うほど日本に夢中な外国人を招待し、より深く学んでもらうという番組だ。成田空港に到着した途端、嬉しくて泣き出してしまう“ニッポンに行きたい人”もいて、特番の頃から評価が高かった。それが月9ドラマも「ジョンソン」も上回っていたことになる。

「月9は年明けから永野芽郁が主演の『君が心をくれたから』に代わりますが、『ジョンソン』はゴールデンで1%台ですからね。スポットCMも大減収でしょうから経営問題になり得ます。早ければ年内、長くても来年春には打ち切りと予想します」

デイリー新潮編集部

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