【保育大手「ポピンズ」続報】まだあるパワハラ証言 園児の「お怪我報告」で泣き出す社員も…74歳「前会長」が200人参加の誕生日会で見せた“驚きの姿”
社長の人望は薄い
さて、先の誕生日会の様子からも分かるように、前会長と社長の親子関係は良好なようだ。
「麻衣子さんが社長になってからも、実質的に中村前会長の意向で全てが進んでいました。採用面接の際は、前会長と社長、それぞれと面接がありましたが、事前に人事から『社長と会長は意見が違う』『会長は強烈な人なんでメンタルを強く持ってください』とも言われました」(別の元社員)
数年前に退職した社員は、親子関係についてこう証言する。
「社長は、一代で会社を築き上げた母親のことを尊敬するあまり、言いなりになってしまっているのだろうと思います。会議などで中村前会長が社員を罵倒する場面を轟社長や他の経営陣も見ていますが、それを止めることはありません。古くからいる社員は、前会長のきつい性格に辟易としていますが、経営者としての手腕を評価し、尊敬している人もいます。彼女は情に厚い性格でもあるのです。一方の轟社長は、社員からの人望はあまりなく、影が薄い存在です。社長に就任した直後は、社員と親睦を深めるため、社内でワインパーティーを開いたこともありました。ただ、社員は残業中でパーティーどころではなく、逆に反感を買っていました」
今後、会社はどう変化するのだろうか。先の現役社員はこう不安を漏らす。
「最近話題のオーナー企業と同様、同族経営が続けば、今後も中村前会長による院政が敷かれることは容易に想像がつきます。社長や経営陣は本当に反省しているのか、疑問が残ります」
ポピンズに事実関係を確認したところ「ご質問にかかる事実関係については、現在調査中であり、詳細な回答は控えさせていただきます。本社の社員がサービスに伺う場合でも、ナニーと同様に必要十分な研修を受講してサービスに入っております」との回答があった。