“ぐずぐず”についての反省の弁もあった秋篠宮さまの誕生日会見への宮内庁内の微妙な反応
工費は50億円超
秋篠宮さまは11月30日に誕生日を迎えられるにあたって、会見を行われた。その冒頭から国民の間でここ1年くすぶってきた宮邸の改修について説明されたが、宮内庁内ではあまり評判がよくなかったという。
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秋篠宮さまは30日に58歳となられた。これに先立って27日午前、赤坂東邸で宮内記者会との会見に臨まれた。
事前に記者から出していた質問に秋篠宮さまが回答されるという例年通りの流れだったが、冒頭に設定されたのが、「宮邸改修問題」についてだった。
ここに至る経緯を簡単に説明しておこう。
2019年2月にご一家の仮の住まい「御仮寓所(ごかぐうしょ)」が約9億8000万円の公費をかけて完成した。その後、20年3月に宮邸改修工事がスタートし、コロナ禍での工事中断などを余儀なくされ、22年9月に工事が完了するまで2年半を要した。その他の付随する工事が発生することで、約34億円と想定されていた工費は50億円を超えることが想定されている。
経費節減の説明まで半年
「加えて、改修された新宮邸にご一家で生活されるとされていたところ、佳子さまだけが引っ越されず、現在分室と呼ばれている御仮寓所で1人生活されていることが報じられるようになりました。宮内庁で秋篠宮家を担当する皇嗣職は具体的な言及を避け続け、今年6月になってようやく“経費節減のため”と説明することになりました」
と、担当記者。もっとも、どれぐらいコストカットできたのかなどについての説明はなく、そのことでSNSなどでは秋篠宮家への不信や不満を述べるようなコメントも見られる事態となった。
「その後、紀子さまも誕生日に際する会見で改修問題に言及されましたが、“どことなく他人事のように聞こえる”などといった厳しい声も聞こえてきました。ある意味で満を持して、今回、秋篠宮さまが回答されたということになるでしょうか」(同)
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