「“田舎のヤンキー政党”が政権政党を目指す」 維新・藤田文武幹事長が語った「中期経営計画」

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 次期総選挙において、とくに躍進が予想されているのが日本維新の会だ。今年で結党11年を迎えたが、いまだ“地方政党”との印象が強いのも事実。そんな疑問に、党のスポークスマンを務める藤田文武幹事長(42)はどう答えるのか。

「言ってみれば、われわれはベンチャー政党。大阪以外の地域にお住まいの人にとっては“ちょっと荒っぽい、田舎のヤンキー政党”みたいなイメージでしょう。そんなわれわれですが、いずれ日本維新の会が自民党に代わる選択肢となり政権を担う政治体制を目指しています

党首はCEO、幹事長はCOO

 教員や企業経営などを経て政界入りした藤田氏は、初当選が平成31年という2回生。議員歴はわずか4年ながら党ナンバー2の重責を担い、自身を「政党のCOO(最高執行責任者)」と位置付け、「政党を経営する」という斬新なコンセプトを打ち出したことでも知られる。

「僕の前任者は馬場(伸幸)代表で、その前は松井(一郎)さん。二人の熟練政治家に比べて、僕の政治経験はまだまだ乏しい。でも、ビジネス界で経営実務にどっぷり浸かって苦労してきたという自負がある。そこで党首をCEO(最高経営責任者)に、幹事長をCOOになぞらえることを思いついた。CEOは経営に関する責任を、COOは日々の業務に関する責任を負う。政党にも、責任の所在を明確にする経営的感覚があっていいと考えたのです」

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