土曜お引越しで復活した「ジャンクSPORTS」の足を引っ張る“安楽パワハラ問題”
横並びで2位に
江本:親の敵みたいな。
川藤:ワシらはね、関ヶ原の一戦以来、江戸対浪速、“永遠のバカたれが!”という感じ。
――冒頭から飛ばしまくる。ところが、巨人OBに“永遠のライバル”阪神をどう思うか尋ねると、
角盈男:何も意識していない。
岡崎郁:他の球団と一緒、5分の1でしかないですね。“永遠のライバル”と言われても……。どちらも古くからある球団なので“伝統の一戦”と呼ばれるのは仕方ない。22対1ってご存知ですか? これは日本一の回数です!
角:(永遠のライバルは)阪神の一方的な意見なので……。私たちには燦然と輝く歴史がありますから。
――阪神は今季、2回目の日本一となったが、放送はその前だ。川藤がこうした言葉にキレる。
川藤:本当の意味がわかっとらん! 22回優勝や勝った勝ったと言うけどね、22回、誰が負けとるんや! このライバルがいなきゃ、22回もない!
反論とも思えぬ言い分に、浜田も爆笑である。
「視聴率は4%台と、この時間帯ではまずまずの視聴率を稼ぎ、『news every.サタデー』(日テレ)の6%台に次ぐ2位につけています」
これが安楽のパワハラと、何が関係するというのだろう。
「番組では昔の部活動にスポットを当てた企画も好評ですが、昭和の頃の部活といえば、今でいうパワハラはつきもの。先輩後輩の上下関係や選手間のイタズラ、ブラックな時代の武勇伝といった話も飛び出します。しかし、これらに『安楽がやったことと変わらない』『昔から酷かった』『笑えない』といった批判が来ることをスタッフは恐れているのです。特に安楽は高校時代のパワハラ疑惑まで報じられているので、この手の話に視聴者の目はいっそう厳しくなる可能性があります」
元選手の裏話は結構面白いのに。
「今の感覚で判断されてしまうので、ネタのチョイスには神経をつかいます。元プロ野球選手の企画は続けるでしょうが、武勇伝的な話は控えるようになるかもしれません」