土曜お引越しで復活した「ジャンクSPORTS」の足を引っ張る“安楽パワハラ問題”
江本と川藤
「4月1日の初回放送は『昭和のスポーツ遺産 プロ野球編』と題し、元中日監督の谷繁元信や元巨人のエース・斎藤雅樹らが登場。今の時代では考えられないような昭和のプロ野球の裏話が披露され、それが評判になったのです」
谷繁はクレジットカードが普及していなかった当時、プロ野球選手は常に札束をセカンドバッグに入れて飲み歩いていたと証言。これに斉藤が応じる。
斎藤:キャッシュレスでなかった頃は50万円ぐらい持ち歩いていたと思います。先輩によってはビラ(帯封)がついたヤツを何個か入れている人も……。
谷繁:セカンドバッグがジャイアンツの選手はちょっと大きめだった!
「若い人にはセカンドバッグと言っても通じないかもしれませんが、これがウケてシリーズ化され、『巨人vs阪神OB』、『投手vs捕手』、『内野手vs外野手』といった企画も放送されました。中でも江本孟紀や川藤幸三らの発言が爪痕を残しました」
7月放送の「昭和のプロ野球遺産 パ・リーグ編」に、江本は東映フライヤーズと南海ホークスのOBとして登場し、以下のような証言をした。
▼スコアボードの裏から望遠鏡で覗いてサイン盗み、電話でベンチに知らせていた。
▼相手のベンチには盗聴器も仕掛けられていた。
▼南海の本拠地・大阪球場にはスタンドで焚き火している客がいた。
▼スタンドで博打をしていた客が警察にサーチライト当てられて逮捕、試合が中断した。
今の時代では考えられない話ばかりだ。8月に放送された「巨人vs阪神OB」には、江本は川藤と一緒に阪神のOBとして出演。「巨人をどう思うか?」と尋ねられると――。
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