土曜お引越しで復活した「ジャンクSPORTS」の足を引っ張る“安楽パワハラ問題”
11月30日、プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスは、安楽智大投手(27)のパワーハラスメント疑惑を事実と認定し、自由契約にすると発表した。この発表に困惑しているテレビ番組のスタッフがいるという。
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ダウンタウンの浜田雅功(60)がMCを務める「ジャンクSPORTS」(フジテレビ)は、この春から土曜17時スタートの30分番組となった。民放プロデューサーは言う。
「浜田さんとゲストのアスリートのトーク番組として、2000年4月から火曜23時台の30分番組としてスタートしました。それが好評だったため、04年に日曜20時台の1時間番組に昇格しました」
NHK大河ドラマや、07年にスタートした「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ)とも戦っていたわけだ。
「04年の全盛期には、最高視聴率20・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)を記録しました。07年の大晦日には、NHKの『紅白歌合戦』のウラで『ジャンクSPORTS 2007大晦日スペシャル・浜田のハダカ祭り!!』(18:30~21:00)が放送されたほどです。ちなみに、ダウンタウンが出演する日本テレビの『笑ってはいけない』シリーズは、21時からの放送でした」
番組の人気ぶりがうかがえる。
「日曜20時台の放送は10年3月末に終了。以降は特番として放送されていましたが、18年1月、8年ぶりに日曜19時台で復活しました。当初は10~13%台と二桁の視聴率を取ることもありましたが、2年後には5~6%台に定着。まあ、東京五輪やサッカーW杯の特需を期待したものの、コロナ禍でスポーツイベントが盛り上がらなかったことに加え、裏番組が強かったこともあったと思います。そのため、今年4月から土曜17時スタートの30分番組となりました。左遷と言っていいでしょうね」
ところが、引っ越し先で息を吹き返しているという。
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