「専属通訳は恋愛禁止」「幹部を鬼の形相で罵倒」 池田大作氏の知られざる“裏の顔”

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 死から2週間――。創価学会・池田大作名誉会長(享年95)永眠の激震は未だ収まらない。巨大教団を築き、政権与党を創設したカリスマは、果たして聖人か俗物か。柔和な笑顔の下に隠された“邪(よこしま)”なる一面とは。身近に接してきた元弟子たちが、その実像を語った。

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 死去から8日が過ぎた11月23日。東京・巣鴨の東京戸田記念講堂で池田氏の創価学会葬が執り行われた。この様子は全国各地の会館でも中継や録画配信され、多くの会員がその死を悼んだ。

「自分の地区の会館では100名くらいが配信で参列していましたね」

 と語るのは、さる現役の創価学会員である。

「式は“南無妙法蓮華経~”を唱える“勤行”から始まり、ご子息の池田博正主任副会長があいさつ。その後、原田(稔)会長が“社会には学会が勢いを失うのではと高をくくる心無い声がささやかれている”“池田先生は一生涯を通してどんな障魔が競おうとも恩師の仇を討たれました”“私ども池田門下がなすべきことも勝って、先生の正しさを、社会に世界に示し切ること”と話されていました」。

 先だって行われた池田氏の家族葬には、学会の女性部長も参列したという。

「学会葬ではその女性部長も登壇し、香峯子夫人が名誉会長のご遺体に“よく頑張ってくれましたね”と語りかけていたという逸話も披露しました」

録画、録音は厳禁

 その後、池田氏の生前の動画の上映が行われると、合間に参列者が拍手する場面も。それが終わると、葬儀はお開きとなった。

「名誉会長の葬儀だからでしょうか、高齢層の参加者が多く、会館では畳敷きの部屋にパイプ椅子を出していましたね。録画、録音が厳禁となっていたのも印象的でした」

 こうして学会員たちは名誉会長との“永遠の別れ”を迎えたのである。

 もちろん「学会」葬のことだ。そこで描かれるのはオフィシャルの、すなわち「聖」なる宗教家・池田大作の姿。信者を公称827万世帯に伸ばした池田氏の実像が、そのイメージに収まるだけの人物であるはずがない。

 生前の池田氏は政権与党・公明党の実質的オーナーにもかかわらず、一般の場にはほとんど姿を現さず、素顔はうかがいしれなかった。自伝的著書『人間革命』シリーズも美談に溢れるが、その正体は、創価学会というコミュニティー、彼の弟子の中に秘匿されていたのである。

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