大晦日「民放特番戦争」の勝者は？ TBS「WBC特番」は賛否両論「大谷翔平が出ないなら…」 日テレも苦戦か
TBSは極端な結果!?
TBSは午後6時から「WBC2023 大晦日・生放送スペシャル」を放送する。ちなみに番組名は現時点で“仮タイトル”となっており、慌ただしく制作している様子が窺える。
「ネット上では『WBCはもういい』『引っ張りすぎ』という批判の声も目立ちます。テレビ業界内でも賛否は分かれています。いずれにしても、一番の注目番組だと言えるでしょう。2位か5位か、極端な結果になりそうな予感がしますが、ライバル局は『高視聴率を取るかも』と戦々恐々としているようです。確かに、10％も夢ではないかもしれませんが、結局は内容次第でしょう」（同・スタッフ）
公式サイトによると、MCは中居正広（51）。おまけに生放送だというのだが、肝心の選手は誰が出演するのか、今のところ発表されていない。
「去年のTBSは『THE鬼タイジ』を放送しましたが、視聴率は第1部（18:15～19:00）が5・4％、第2部（19:00～23:45）が2・3％という結果に終わりました。WBCならこれよりは視聴率が取れると言われています。とはいえ、試合映像も裏話も、テレビ局は何もかもやり尽くしました。それで6時間の生放送は大変です。とにかくスタジオに侍ジャパンのメンバーをどれだけ集められるか、秘蔵映像を放送できるかがカギでしょう。ラーズ・ヌートバーさん（26）を来日させ、サプライズ出演させたら盛り上がるかもしれません。大谷翔平さん（29）の出演も必須です。スタジオ生出演は無理でも、中継かVTR出演がなければ視聴者は白けると思います」（同・スタッフ）
日テレのカギを握るのはWBC
日本テレビも苦戦が続いている。「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！絶対に笑ってはいけない」シリーズが放送できないのは本当に痛い。
昨年は「笑って年越し！世代対決 昭和芸人vs平成・令和芸人」を放送。視聴率は第1部（17:00～18:00）が5・3％、第2部（18:00～21:00）が7・0％、第3部（21:00～24:30）が5・1％だった。
「今年は『笑って年越し！THE笑晦日（わらみそか）』を午後4時15分から午前2時までの約10時間も放送するそうです。日テレ70年の歴史を振り返りながら人気バラエティ番組の名場面集を放送し、『エンタの神様』や『伊東家の食卓』を復活させ、『千鳥かまいたちアワー』と『おもしろ荘』に繋ぐという戦略ですね。名場面集は手堅い結果になりそうです。問題は復活する2番組で、どれだけの視聴者が期待してくれるかが未知数です。いずれにしても日テレにとっては、TBSの動向が大きく影響を与える大晦日になるでしょう。WBCが当たれば沈み、外せば浮かぶはずです」（同・スタッフ）
そして、5位確定の雰囲気が出てしまっているのがフジテレビだ。「逃走中～お台場リベンジャーズ～」を、午後7時から年をまたいで午前0時半まで放送する。
「ちょっと気になるのは、出演者が“近日発表”となっていることです。放送のスケジュールを考えると、もう収録は終わってもいい時期です。出演者が決まっていないことはあり得ません。何かサプライズを用意しているのか、よく分かりません」（同・スタッフ）
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