優勝・霧島は「自分に克てるようになった」 鶴竜親方が見た九州場所、続く「大関候補ナンバー1」は?
現役時代は、右四つからの下手投げを得意とするなど、「玄人好み」の相撲で活躍した、71代横綱・鶴竜。横綱を41場所務め、2019年春場所で引退した後は、鶴竜親方として、陸奥部屋の部屋付き親方を務めている。九州場所で2度目の優勝を果たした大関・霧島は、陸奥部屋の所属。かつては兄弟子として、今は親方として霧島を見守っている鶴竜親方に、「1年納めの九州場所」を振り返ってもらった。
――九州場所では霧島が13勝2敗で2度目の優勝。力強い相撲で、来年初場所では「綱取り」に挑戦することになりました。...