「久本雅美さんは“池田大作大先生の枕になりたい”と」「石原さとみさんとは創価高校について話した」 元信者・長井秀和が明かす「芸能人と池田大作名誉会長」

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“池田大作大先生の枕になりたいわ”

 11月18日、創価学会の池田大作名誉会長が老衰のため95歳で15日に死去していたことが明らかになった。創価学会といえば、数々の著名人を広告塔として利用してきたことが有名だが、元学会員でお笑いタレントの長井秀和氏(53)が、池田氏の寵愛を受けた芸能人たちの知られざる逸話について語った。

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 例えば公明党の選挙応援にも熱心なことで知られる、タレントの久本雅美(65)について、

「もう久本さんは池田氏に命を預けていると言ってもいいくらいの熱烈な会員で、“池田大作大先生の枕になりたいわ”などと口にしていたこともありました」

 そう明かすのは、「間違いないっ!」のギャグでおなじみのお笑いタレントで、現在は西東京市議も務めている長井秀和氏である。

「一般人が聞くとギョッとするかもしれませんが、熱烈な女性会員なら、大なり小なり“枕になりたい”といった類のことを言うのです。創価大のイベントで久本さんと一緒になった時に聞いた言葉でしたが、別に性的なニュアンスはなく、彼女なりの池田先生への愛情表現、思いがあふれてのことだったと思います」

氷川きよしが久本雅美、柴田理恵に相談したこととは?

 両親共に学会員でいわゆる「宗教2世」の長井氏は、学会が運営する創価学園で小中高時代を過ごし、創価大を卒業したエリート会員。2012年に脱会するまで、学会芸能人たちの素顔を間近に見てきた。

「かつて『笑っていいとも!』に私が出演した際、番宣に来た石原さとみさん(36)と楽屋裏で一緒になったことがありました。当時の彼女は、私が卒業した創価高に在学中だったので、あの先生は元気?とか、今の校舎はどうなっているとか、先輩後輩として話をしたこともありましたね」(同)

 学会には「芸術部」と呼ばれる学会芸能人のための内部組織がある。そこに所属していた長井氏は、互いに助け合う芸能人たちの姿をよく覚えているとして、こう話す。

「会員同士で仲の良かった久本さんと柴田理恵さん(64)コンビに、氷川きよしくん(46)が悩みがあるんですと相談しにきたことがあった。当時の彼は股旅演歌のスタイルで、今はなき新宿のコマ劇場などでロングラン公演をこなしていましたが、舞台の花道を歩けば観客席からベタベタと猛烈なファンのおば様たちに触られるわけです。それがどうしても耐えられない。仕事を辞めたいと。氷川くんから“僕はオバさんが大嫌いです”と相談されたそうなんです」

“信心で乗り越えていくしかない”

 信心深いことで有名な彼女たちはどう答えたのか。

「さすがの久本さんも、“きよしの悩みに答えられへんかったわ”と言って、“信心で乗り越えていくしかない。池田先生にお応えする闘いをしていかないといけないから、一緒に頑張ろう”と声をかけるのが精いっぱいだったと。その後、演歌歌手としての悩みを乗り越えていった現在の氷川くんを見ていると、あの時の彼女たちの励ましが、多少なりとも助けになったのかもしれない。柴田さんも池田先生に激励されると泣きながら感動するタイプで、芸能人の会員同士、異体同心の気持ちで手を取り合っていこうという話を、よくしていました」(同)

 長井氏本人も「両親は創価学会に数千万円寄付した」と公表しているが、創価学会の巨額の“お布施”を巡る問題は、2世、3世信者を巻き込んで現在も続いている。また、公明党は連立政権の一翼を担っているだけに、広告塔であるタレントたちは、自らの影響力に自覚的であることが求められるだろう。

 11月30日発売の「週刊新潮」では、通訳の女性に「恋愛禁止」を徹底させたり、批判めいた意見を述べた幹部を鬼の形相で罵倒したりするなど、池田大作氏の知られざる素顔について6ページにわたって詳報する。

週刊新潮 2023年12月7日号掲載

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