“あざとかわいい”で過去イチの売れ行きも…「自覚はないんです」 グラドル「まるぴ」が覗かせた意外にも(?)真面目な素顔

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 2022年にグラビアデビューを飾り、明るい笑顔とかわいらしいルックスで瞬く間に人気となったタレントのまるぴ(24)。1日には初の写真集「まるごと」(講談社)を発売した彼女の躍進と、その裏にある意外な一面に迫った。【徳重龍徳/グラビア評論家】

 いま、最も勢いのあるグラビアアイドルといっていいだろう。2022年1月にグラビアデビューを果たすと、「週刊ヤングマガジン」「週刊プレイボーイ」など数々の雑誌の表紙に抜擢され、ファースト写真集の発売までたどり着いた。

 所属するのは桃月なしこ、十味など人気グラビアアイドルを抱えるゼロイチファミリアだが、関係者が「ゼロイチの中でも過去一の速さで売れている」というほどの勢いだ。そのスピード感にはまるぴ自身も驚いている。

「写真集はいつか叶えたい夢の一つではあったんですけど、正直なところ早すぎるとも思いました。出すと聞いた時、『私には実力がまだ足りていないのでは?』というのが最初に浮かんで。それは自分の自信のなさからきたものなんですが、私の写真集を出そうと思ってくれた方がいたことが嬉しいし、今は評価していただいたとポジティブに捉えています」

“最強あざかわガール”の素顔

 雑誌のグラビアと変わらぬ、明るい笑顔を見せるまるぴだが、話すと真面目さが伝わってくる。芸能人としてのまるぴと、素の自分では違った部分もあるといい、家に戻ればネガティブな面も顔をのぞかせるという。

「まるぴとして活動しているときは、普段の素の自分とは別なんです。家にいるときはもうソファーがあるのに床で体育座りしているような感じで(笑)。外ではいっぱいしゃべるので、家ではオーバーヒートしちゃってます。でも、まるぴでいる時にはモテるというか、応援してくださっている方から『かわいい』と言ってもらえる。だから私自身も『まるぴはかわいい、元気で明るくていい』と思えています」

 キャッチコピーは“最強あざかわガール”だが、小悪魔的なイメージとはちょっと違う。

「ヤングマガジンさんに“あざかわ”って一番最初につけていただいたんですけど、自分ではあまり自覚がないんです。でも、“あざと女子”は田中みな実さんを筆頭に、今ではよい意味で使われているし、私自身も憧れているので、そう見えているのであれば嬉しいです」

 活躍の場はグラビアだけでなく、バスケットボールにも広がっている。中高ではバスケに打ち込み、大のBリーグファン。「できるなら毎日バスケの仕事がしたいくらいです」と話すほどだ。

 NHK・BS1で放送されるバスケ専門番組「熱血バスケ」にレギュラー出演し、テレビ朝日のバスケW杯応援特番にも出演。もともとのバスケ愛に加え、真面目な性格から番組関係者にも評価は高く、すでに新たなバスケ関連の仕事も増えているという。

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