「池田先生の“ミイラ化計画”があった」 池田大作氏、五つの墓のどこにも入れない事態に?

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遺骨の扱い次第では…

 日蓮正宗の一信徒団体が巨大化し“池田教”へと変貌する中で、池田氏は家族や総本山と対立しては墓を幾つも築いてきた。普通であれば、自ら購入した「生前墓」に入れない事態など起こり得ないだけに、五つもの墓を抱えていながらさまよう様は、およそ功徳を積んできた人のものとは思えないのである。

 先のジャーナリストいわく、

「今後、学会は一周忌の盛大な法要を経て、骨壺を納めた“池田記念堂”のような建物を信濃町や八王子など、会員が足を運びやすい所に建てて“聖地”とする可能性もあります。また全国にある学会系の霊園に分骨するという案もあります。弱体化が懸念される学会にとって“池田先生のご灰骨”は、組織を結束させるために欠かせない。その扱い次第では、古参の信者の離反を招きかねません」

 さまざまな思惑が交差する永眠の地は、まだしばらくは定まりそうにない。

週刊新潮 2023年11月30日号掲載

特集「カリスマか俗物か 国政を牛耳ろうとしたドン 『池田大作』野望の果て」より

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