惨敗続きのフジ月9に「目を覆うばかりの惨状」 来期主演の永野芽郁に重圧が
ヒット作の法則
そこで起死回生を図るフジが選んだのが永野というわけだが、たしかに今の彼女は飛ぶ鳥を落とす勢い。NHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」のヒロインとして一躍全国区となった彼女は、清純派で清潔感のある女優として人気を博す。
芸能リポーターの松本佳子氏によれば、
「今月23日に永野は日本武道館でイベントを催しましたが、チケットは即完売。昨年9月公開の主演映画『マイ・ブロークン・マリコ』では、役柄のため黒髪を茶髪に染めるイメチェンに挑戦して話題を集めました」
そんな彼女に、フジは最高の制作陣を用意する。昨年放送された月9では貴重なヒット作で、今年映画化もされた「ミステリと言う勿れ」と同じスタッフが支えるという。
ここ最近、成功体験に乏しいフジは前例を踏襲する方向に舵を切ったようだ。
泣ける設定
再び松本氏が話を継ぐ。
「永野主演の月9は単なる恋愛モノではなく、事故にあってしまった相手役(山田裕貴)に“心”を差し出すという内容で大号泣は必至。昨年、フジが放送した川口春奈主演のドラマ『silent』も、男女の恋愛模様を超えた泣ける設定が話題となりましたが、それを超える切ない物語になるようです」
まるで“願掛け”のごとくヒット作の法則にすがるフジが、永野に懸ける期待は大きい。その重圧を彼女は払いのけることができるか。
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