「死亡説」も出ていた池田大作氏、晩年に何が起こっていたのか 脳梗塞を患い“寝たきりに近い状態”に

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元総理も使った特別個室

「宗教問題」編集長の小川寛大氏が語る。

「池田氏は10年6月の幹部会で、原田会長に“引退宣言”を代読される前は、幹部会の登壇者に“不規則発言”を行うなど周囲が心配するような心身の状態になっていたと聞いています」

 この点、さる学会関係者も声を潜めて言うには、

「池田先生は糖尿病や認知症を患っておられました。また、先生が表舞台に立たなくなってからほどなく、脳梗塞で倒れられ、信濃町の慶應大学病院に担ぎ込まれたとも伺っております。しばらくのあいだは人目につかぬよう、俳優の石原裕次郎や安倍晋三元総理も使ったという“特別個室”に入院されていたそうですが、やがて退院されたと……」

 小川氏は、

「15年ごろまでは一部の最高幹部には意思が伝えられていたはずですが、晩年は寝たきりに近い状態だったようです。家族やごく一部の幹部を除いて、池田氏の健康状態を正確に把握するのは不可能な状況だったと聞いています」

週刊新潮 2023年11月30日号掲載

特集「カリスマか俗物か 国政を牛耳ろうとしたドン 『池田大作』野望の果て」より

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