「小池知事」が税金10億投入 「片山右京」“五輪レガシー利権”警視庁内偵でクラッシュ危機

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住民監査請求

 恐いもの知らずの走りぶりで「カミカゼ・ウキョウ」と呼ばれた元F1ドライバーの片山右京氏(60)に、捜査の手が迫っているという。東京五輪のレガシー(遺産)を活用した「レガシースポーツイベント」をめぐる疑惑が持ち上がったのだとか。実際に警察から事情を聴かれた人物が、その疑惑について証言する。

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 F1ドライバーから登山家への転身を経て、自転車ロードレースに新天地を見出した片山氏。自転車ロードレースの統括団体「全日本実業団自転車競技連盟」(JBCF)で理事長を務めたものの、連盟内のトラブルでその職を追われた。そして21年1月、JBCFの競合相手となる団体「ジャパンサイクルリーグ」(JCL)を発足させている。

 JBCFの関連団体「日本サイクリング協会」(JCA)の幹部が明かす。

「汚職などを扱う警視庁捜査2課による片山さん周辺への内偵捜査が始まったみたいです。というのも、私自身、9月中旬に新宿署で事情聴取されたからです。捜査のきっかけは、私が事情聴取を受ける3カ月前、JCAが東京都の監査委員に対し、住民監査請求を行ったことでした」

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