「井上組長に命をかけている」 神戸山口組幹部の刺傷事件公判がスタート
3代目弘道会傘下組織の名を
神戸山口組の若頭補佐で2代目英(はなぶさ)組の藤田恭右組長と組の若い衆とされるフィリピン国籍の男が傷害容疑などで警視庁に逮捕されたのは、2022年7月のこと。その後、起訴され、ようやく初公判が始まったという。藤田組長は神戸山口組・井上邦雄組長に「命をかけている」と話していた最側近とされる人物だ。
そもそも、藤田組長が傷害容疑などで逮捕されたのは、不審な男性とのトラブルが原因だった。昨年7月、東京都内にある藤田組長の自宅に、敵対する6代目山口組系の関係者がやってきて、周辺で動画撮影をするなどしていたという。...