実は乗り鉄だった?信濃町の創価学会施設で“無数の鉄道模型”を発見 池田大作氏と鉄道の知られざる関係

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 11月18日、創価学会は池田大作名誉会長の死去を発表した。

 創価学会は公称で827万世帯の学会員を抱える。創価学会は単なる宗教団体という枠組みに収まらず、政界に多大な影響力を及ぼしてきた。

 そして、創価学会は11月18日を創立記念日と定めている。これは、1930年に初代会長だった牧口常三郎氏が弟子で後に第2代会長を務める戸田城聖氏とともに「創価教育学体系」第一巻を発刊した日とされる。

 創価学会にとって記念すべき日に池田氏の死去が発表されたのだから、学会員たちの動揺は計り知れないものがあったことだろう。

 創価学会は発足から現在まで6人の会長が誕生しているが、なかでも池田氏は別格の指導者として位置付けられている。池田氏は1960年に創価学会の会長に就任。以降は怒涛の勢いで学会員数を増やし、長らく最高指導者として君臨した。

 1979年に日蓮正宗との問題で会長職を退いた後、第4代に北条浩会長、第5代に秋谷栄之助会長、そして第6代に原田稔会長と新しい会長が誕生したものの、学会員が慕うのはあくまでも池田氏で、会長職を退いた後も半世紀以上にわたって隠然たる影響力を発揮してきた。

 それは、お膝元である東京都新宿区の信濃町駅前を歩いていても感じられる。信濃町駅前にひしめく創価学会関連の店を覗くと、池田氏の肖像写真はあちこちで目にするし、著作も山積みになっている。

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