「結婚するしかない」佳子さまが口にされているという“覚悟” 過去には紀子さまとの口論で「私たちは籠の鳥」
佳子さまの“戦略”
秋篠宮家の事情をよく知る人物が言う。
「佳子さまは初めから、今回の行程で眞子さんと会われるつもりはありませんでした。眞子さんのお下がりを多用されたのも、“常日頃からコミュニケーションを密にしているので会わなくても大丈夫”というアピールだと拝察いたします。実際、ご訪問前には19年にペルーを訪れた眞子さんに連絡なさって細かいアドバイスを受けておられました」
そんな佳子さまの“戦略”は、衣装にとどまらないという。
「世界遺産のマチュピチュ遺跡群を視察された際、報道陣に対し『オーッという感じがすごくします』と述べられ、“皇族らしくない”“まるで観光旅行”などと物議を醸しました。が、佳子さまにとってはそれも想定の範囲内。ご感想は、事前に準備なさった上で口にされる。その結果、話題になるだろうといった点も、よく計算なさっています」(同)
逆手に取って活用
佳子さまは10月22日、ガールスカウトの行事である「ガールズメッセ2023」に出席され、
〈社会の中では、大人から子どもへ、無意識なものも含め、偏った思い込みが伝わっていることが多々あると感じます〉
などと述べられていた。あくまで若い女性に向けたスピーチであったが、ご自身のお立場と重ねて論(あげつら)われる羽目になってしまわれた。
「このご発言は、眞子さんの結婚に際し、当初賛成していた秋篠宮同妃両殿下が途中から難色を示されるようになったのは“偏った思い込み”によるもので、結果的に『姉の思いを尊重してくれなかった』と訴えておられるようにも思えます」
とは、宮内庁OBで皇室解説者の山下晋司氏である。
「佳子内親王殿下は、ご両親とは別の建物で生活されているため、その不和も報じられています。そんな状況下でこうしたお言葉を述べられたのですから、遠回しにご両親を批判なさっていると捉えられても仕方ないと思います」
そう指摘するのだが、先の事情通によればこちらも、
「確信にもとづいたご発言」
だというのだ。
「眞子さんの結婚報道でメディアを敵視なさるようになった佳子さまは、19年春、ICUご卒業の際に文書で『メディア等の情報を受け止める際に、情報の信頼性や情報発信の意図などをよく考えることが大切だと思っています』などと不信感をあらわになさいました。また眞子さんの渡米後も周囲に『マスコミは最悪』などと繰り返し仰っていました。一方でそれを逆手に取って“せっかくなら自分の思いを最大限に示してみせよう”といった、強いご意思も芽生えていったのです」(先の事情通)
[2/4ページ]