「氷川きよし君と滝沢秀明君と三人で池田先生に面会」 元学会員・長井秀和が明かす「池田大作氏に愛された芸能人たち」
「相当暇だったのでは……」
学会員にとっては池田氏の貴重な肉声が聞ける場だったようだが、芸能界の流行も積極的に“放言”に取り込んでいた様子がうかがえる。
「私がテレビに出始めた頃から、池田先生が本部幹部会でやたらと『間違いないっ!』と連呼するようになったと聞きました。よく先生の口癖をまねしたのではと言われるんですが、私の方が先なんです」
そう話す長井氏自身は、池田氏からどんな言葉を投げかけられたのだろうか。
「池田先生はテレビを観ている人で、当時、私が出演していたテレビ東京系の『朝は楽しく!』という視聴率が1%あるかないかの番組の内容まで把握していたのには、驚くというかあきれてしまいました。学会員なら朝の勤行(ごんぎょう・ご本尊に向かってお経などを読む)で忙しい時間に放送されていたので、相当暇だったのでは……。その番組で、“私立小学校に通っていたので、地元で長井のことを知っている人はいない”と言われていたことを気にかけてくれたのか、池田先生から“長井君は地元に知り合いがいないのに、創価小で頑張ってきて、芸能界でも負けずにやっていて素晴らしい”というメッセージが、ようかんなどのお菓子付きで学会の芸術部を通して届きました」
長年、創価学会について取材を続けてきた「週刊新潮」では、11月22日発売号で、創価学会について10ページにわたる総力特集を掲載。そこには彼らが隠したい「黒歴史」から知られざる池田氏の素顔、さらに「遺体ミイラ化計画」まで網羅して報じている。