記者泣かせ…プロレスの話をしない「長州力」秘話 仇敵・藤波辰爾との名勝負で今も語り継がれる名言
長州力の名付け親は、あの人
“居酒屋でお開きとなり、店員に「腰、上げよっか」と言ったら、聞き間違えて「串揚げが4本」出て来た――”
長州力の個性的な滑舌を示すエピソードである。
今も絶大な人気を誇る長州力。他にも「携帯の電池を頼まれたのかと思って買って来たら、ベータカロチン入り飲料の間違いだった」との元付け人、真壁刀義の述懐など、この手の逸話には枚挙に暇がない。しかし、取材する側としては、それ以上に困ることがあった。
とにかく話をしないのである。中でもプロレスの話に関してはご法度もいいところで、ライターが取材を申し込むと、まず「プロレスの話なら、しないからな」と釘を刺される。...