5年生存率が1割以下のすい臓がんの「超早期発見法」をスペシャリストが伝授
初期には大した自覚症状もなく、気付いたときには既に手遅れ。結果、5年生存率が1割弱と突出して低いのが「すい臓がん」だ。そんな“絶望の病”に一筋の光明が差し込んだ。東京女子医大教授の本田五郎氏が説く、すい臓がんを克服する「超早期発見法」とは。
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食べすぎや飲みすぎで調子が悪くなる胃や大腸と異なり、日々の生活の中で「膵臓(すいぞう)」を意識しながら生きているという人はほとんどいないでしょう。働きはおろか、どこにあるのかもよく分からない。...