“トレード拒否”で巨人退団、「年俸4億円」辞退も…まさかの「電撃引退」で球界を去った名選手
「ベンチがアホやから野球ができへん」
今年も松田宣浩(巨人)をはじめ、多くの選手が現役生活に終止符を打った。同じ引退でもボロボロになるまでプレーする選手もいれば、余力を残してユニホームを脱ぐ選手もいる。そして、まだ花も実もあるうちに引退した選手の中には、まさかの電撃引退という道を選んだ者もいる。【久保田龍雄/ライター】
降板直後の“問題発言”の責任をとって、自ら引退したのが、阪神時代の江本孟紀である。
1981年8月26日のヤクルト戦、先発・江本は7回まで3安打1失点に抑えた。...