「政治が胃痛のもとになっている」「このまま行ったら日本はなくなるのでは」 三島由紀夫の言葉はどう響くか

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 作家・三島由紀夫が同志と共に自衛隊市谷駐屯地を訪れ、東部方面総監を監禁し、さらに自衛隊員たちに向けて演説をした後に割腹自殺を遂げるという衝撃的な事件が起きたのは、今から53年前、1970年の11月25日だった。

 その最期から「自決した何となく怖い作家」といったイメージを持つ人もいるかもしれない。しかし、当然のことながら三島の思想はそんな簡単に片付けられるようなものではない。

「学生の時に『金閣寺』を読んだくらい」という方や、「何か難しそう」という方にも、その言葉の鋭さがわかる名言をここでは紹介してみよう。...

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