ヤクザ映画ファン垂涎の「北陸代理戦争」がニュープリントで甦るまで…旧作邦画を自腹で守る名画座「ラピュタ阿佐ヶ谷」支配人が語る
そもそも映画の「ニュープリント」って何?
東京・杉並区。JR中央線・阿佐ヶ谷駅から徒歩3分の場所にある名画座「ラピュタ阿佐ヶ谷」(以下「ラピュタ」と略す)が、開館25周年を迎えた。全48席、旧作邦画専門のミニシアターだが、個性的なプログラムで多くの邦画ファンを魅了してきた。
「当館は、1998年にアニメーション専門の映画館としてオープンしました。オープニングはロシアの巨匠、ユーリ・ノルシュテイン監督の特集。いまでも、ご本人のサインが、ロビー壁に残っています。その後は、旧作邦画の特集上映を専門とするミニシアターとなっていまに至っています」
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