女優復帰の沢尻エリカが「今後は厳しい」と言われる理由 「海外の配信系ドラマなら…」という指摘も

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「今後は厳しい」

「生き馬の目を抜く芸能界で4年のブランクは長く、すでに彼女は存在感が薄れてしまっています」(同)

 沢尻はかつて、前夫でハイパーメディアクリエイターの高城剛(59)との離婚劇など数々のスキャンダルで世間を騒がせながらも、圧倒的な美貌と演技力で逆境を乗り越えてきたが……。

「芸能界は年々コンプライアンスにうるさくなっており、昔のようにおいそれと復帰はかないません。特にスポンサーへのきめ細かな配慮が必要なテレビは、非常にハードルが高い。かといって舞台や映画であれば間口は広いのですが、あまりお金になりません。やはり日本の芸能人はテレビに出られるかどうかが最も重要で、そう考えると沢尻さんの今後は厳しいといえます」(同)

海外資本の配信系ドラマからオファーがあれば…

 だが、一方ではこんな見方もある。さる映画プロデューサーは、

「欧米のショービズ界はハラスメントには厳しいけれど、被害者不在の犯罪である薬物事件に対してはそれほどでもありません。この先、沢尻さんに海外資本の配信系ドラマから大型オファーが届き、再び第一線に返り咲く可能性は十分にあると思います」

 演劇評論家の萩尾瞳氏はこう語る。

「『欲望という名の電車』はアメリカ演劇の代表的な悲劇です。沢尻さんは落ちぶれてしまった上流階級出身の未亡人、ブランチ・デュボアを演じることになります。気位が高く、挫折の中でも理想を追い求めるという難しい役柄ですが、彼女ならきっと上手に表現してくれるでしょう」

週刊新潮 2023年11月16日号掲載

ワイド特集「秋色深まるニュースの深層」より

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