めぼしい“戦力外選手”は参加しない現実…「合同トライアウト」は本当に必要か?

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昨年、NPB球団と契約できた選手は3人だけ

 ストーブリーグに突入したプロ野球。フリー・エージェント(FA)権の行使や、メジャー挑戦などに注目が集まる一方で、自由契約、いわゆる“戦力外”を通告された選手の動向も気になる。プロ野球人生の岐路に立たされた選手にとって、最後のアピールの場となるのが「12球団合同トライアウト」だ。今年は11月15日に、日本ハムの二軍本拠地、鎌ヶ谷スタジアムで行われ、既にNPB以外でプレーしている選手を含めて59人が参加した。【西尾典文/野球ライター】

 このなかには、かつて新人王に輝いた高山俊(前・阪神)や、最多勝率のタイトルを獲得した薮田和樹(前・広島)、高卒3年目の西川僚祐(前・ロッテ)らが含まれており、球団関係者やファンから熱い視線を浴びていた。...

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