大谷翔平の移籍先、意外な注目2チームは？　ドジャースは「報じられているほど確実ではない」

マリナーズ、メッツは？

　エンゼルスに残留すれば、こうした要望はこれまで同様に通るし、

「居心地の良さはありますから残留の可能性ももちろんある。しかし一方で、大谷もあきれるほどの弱小球団という問題があり、その点、資金力もあって6人ローテで回せる余力のある球団といえば、イチローがいたマリナーズが挙げられます。シアトルは西海岸で気候も温暖ですしね。また、東海岸ではニューヨーク・メッツもこの条件に当てはまります」（同）

　現状、こうした球団が候補として挙げられるものの、

「メジャーの過去のFA交渉ではアッと驚くような契約の事例はたくさんありました。大谷自身、あまのじゃくな性格で知られていますから、予想がすんなり当たるとは限りませんよ」（大慈彌氏）

　移籍か残留か。12月初旬までに早期決着となる見込み。

　熱い冬となりそうだ。

週刊新潮 2023年11月16日号掲載

ワイド特集「秋色深まるニュースの深層」より

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