北野武、新作映画「首」のプロモーションが盛り上がらない背景に新妻? 「金にならない仕事にNGを出す」
“金にならない仕事”
「どうして、絶好のプロモーションの機会をスルーしたのか理解に苦しみます。今回の東京国際映画祭にはドイツのヴィム・ヴェンダース氏や中国のチャン・イーモウ氏など世界的な監督も訪れました。カンヌほどではないけれど、それなりの格を備えていたはずですが……」(スポーツ紙の芸能担当デスク)
そこはやはり新妻のご意向があったのか。彼女と付き合うようになってから、たけしが公私問わず金の話ばかりするようになったのは周知の事実。
“銭ゲバ”と化したたけしは21年、映画製作における大恩人だったバンダイに対して、許諾していない海外での使用が著作権侵害にあたるとして、損害賠償を請求するという無理筋の訴訟を起こすに至った。
「たけしさんの新しい奥様がお金にならない仕事にNGを出すのは有名な話。20年以降、たけしさんが審査委員長を務める東スポ映画大賞が中止になってしまったのも、彼女が原因だといわれています。東京国際映画祭やその他のプロモーション活動もギャラが発生しないことで、彼女からNGが出たのかもしれません」(同)
「首」を製作したKADOKAWAに、たけしが東京国際映画祭に参加しなかった理由を問うと
「弊社と映画祭との調整がつかなかったためです」
本誌(「週刊新潮」)のこれまでの取材によれば、新妻が原因で森社長以外にも幹子前夫人、運転手、スタイリスト、古参マネージャーなどさまざまな人々がたけしのもとを去らざるを得なくなった。
どうか映画の観客も去ってしまわぬように。
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