北野武、新作映画「首」のプロモーションが盛り上がらない背景に新妻? 「金にならない仕事にNGを出す」
公開直前だというのに、いやに静かである。23日から全国公開される北野武監督、すなわちビートたけし(76)の新作映画「首」のプロモーションが、とんと盛り上がっていない。たけしは今作が招待された第36回東京国際映画祭にも姿を見せない始末だ。
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「首」は本能寺の変を独自に解釈した時代劇。監督、脚本のたけしが羽柴秀吉役で主演も務め、明智光秀役の西島秀俊(52)ら豪華俳優陣が出演している。映画会社の関係者によれば、
「前所属事務所からの独立騒動に端を発したゴタゴタが続いたたけしさんにとって、6年ぶりとなる監督作品です。製作費15億円は、日本映画としてはかなりのスケール。5月に第76回カンヌ国際映画祭で上映された際、たけしさんはレッドカーペットで新しい奥様を連れて歩き、われわれを驚かせました」
東京国際映画祭に現れず
言わずもがな、たけしの新妻とは独立騒動の元凶として知られる、18歳年下の元愛人。2013年に出会った後、彼女の影響でたけしは長年連れ添った前所属事務所「オフィス北野」の森昌行社長を切り捨て、18年に独立した。
「たけしさんは一切、新しい奥様を表に出すことはしていませんでした。ところが、カンヌという晴れ舞台で突然の“お披露目”となったのです。その様は、前作まで映画を共に作ってきた森社長への当てつけのようにも見えました。久しぶりの作品を奥様とセットで世界に向けてアピールした、カンヌでのたけしさんは絶好調でしたね」(同)
しかし、その後の「首」のプロモーションは極めて地味だ。たけし自身によるテレビや新聞などでの告知が、なぜかほとんど見受けられないのだ。
最も不思議なのは10月23日から今月1日にわたって開催された東京国際映画祭。「首」が招待されているにもかかわらず、たけしがレッドカーペットを踏むことはなかった。
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